- 強度:3
私的強度
- 柔軟強度: ★★★☆☆
- 体力強度: ★★★☆☆
- 筋力強度: ★★★☆☆
- お気に入り度: ★★★★☆
練習こそがすべて!パワーヨガの土台を作る「初級」の価値
LAVAのパワーヨガシリーズは、初級・中級・上級とレベルが分かれていますが、その中でも「初級」は単なる入門編ではなく、ヨガを深めるための「練習」や「修行」というイメージが強いレッスンだと感じています。
このクラスは強度こそ中級より低いものの、太陽礼拝を中心とした流れるような動きを一定時間繰り返すため、実は体力と筋力が結構必要だと実感できます。
柔軟性よりも体幹の筋力に課題がある私にとっては、この初級でも強度は高めに感じています。
意識を変える!先生の明確な「目的誘導」
このレッスンの素晴らしい点の一つは、先生が常に目的を明確に教えてくれることです。
- 「次はチャトランガの練習パートです。」
- 「次は下半身を鍛えるパートです。」
というように、動きのまとまりごとに次のセクションの目的をはっきり伝えてくださるので、受講者側も「何を意識して、どこに力を入れるべきか」集中して頑張りやすいです。この誘導のおかげで、単なる運動ではなく、ポーズへの意識を深める「修練」の時間になります。
ダウンドッグで発見した「仙骨」の力
特に大きな気づきがあったのは、ダウンドッグでのアジャスト(補助)の際です。
先生にサポートしていただきながら、お尻を後ろに引いて高く上げる動作を行ったところ、「自分が思っているよりずっと、仙骨あたりの筋肉に力を入れて、お尻をプリッと出す感じにしないと正しいポジションが取れないのだ」と気づきました。
この一瞬の感覚で、ダウンドッグの際の正しい体幹の使い方と、普段のポーズで仙骨周りの筋肉を使いこなせていなかったことが明確になりました。
レベル別考察から見えてくるロードマップ
私の分析では、パワーヨガシリーズはそれぞれ異なる目的を持っているように感じています。
- 中級: シリーズの中で一番体力と筋力が必要で、徹底的に身体を追い込むためのクラスという位置づけです。
- 上級: チャレンジポーズが多く、さらに瞑想的な要素も強くなります。
この流れを考えると、初級はまさしく土台作り。初級でしっかりとした基礎を固め、中級で必要な筋力を徹底的につけ、その先に上級で淡々と太陽礼拝を続けながら、静かに自分と向き合う瞑想や、新たなポーズに挑戦する楽しさが待っているのだと想像しています。
基礎を疎かにしない修行の場
地道に続けることで、体幹が安定し、中級へ進む準備が整います。
ホットヨガの環境で基礎をしっかりと反復できるパワーヨガ初級は、これからステップアップしたい人にとって欠かせない、大切なレッスンだと再認識しました。

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